三蔵法師を少し知る
映画やテレビで知る三蔵法師とは孫悟空や猪八戒や沙悟淨を供に天竺を旅する人ぐらいしか知りませんでしたが、「駒大」の吉村 誠准教授の「三蔵法師」の話を聞く特別講座により30人からの供を引き連れての苦難の旅だったことを知りました。
中国の長編小説「大唐西遊記」に出てくる三蔵法師は玄奘(げんじょう)僧がモデルで玄奘の弟子がまとめた話だと言われ、飛鳥時代の人物です。
玄奘は中国に生れ10歳で出家した。
中国で仏教を学ぶことに満足することができず、釈迦の唯識思想を学ぶために26歳の秋にインド(シルクロード)の旅に出る。
砂漠では観世音菩薩や般若心経を念じいろいろな苦難を乗り越えてきたそうです。
インドでは仏跡を巡礼して19年を過ごし、帰国後、経典を全巻ではないが20年かけて中国語に翻訳したのだそうです。「大般若心経」もその一部です。
50歳の時に長安に大慈恩寺を建て、62歳で亡くなったそうです。
先日さくらコースで行った深大寺は玄奘僧がタクラマカン砂漠で水もなく命の危機に陥ったとき夢の中に「深沙大奨」(じんしゃたいしょう)が現れ助けられた言い伝えがある。その「深」と「大」をとって深大寺と名付けられたそうです。(この写真を見る )
日中戦争の時旧日本軍が南京市内の寺の後から頭骨の入った石棺を発掘し、その一部が日本や台湾に分骨され、日本では埼玉県岩槻市の慈恩寺に移されて保存されているそうです。
奈良の薬師寺は岩槻慈恩寺から分骨されたものが保存されているようです。
とっても近い岩槻慈恩寺に考えられない話のあることを知り、是非是非行って見なくてはと思いました。
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コメント
すごいですね。先生のブログのテーマが仏教関係が多く、若いのに、悟りの境地を求めてる修行僧みたいで、むかし儀右衛門なんか仏のことを知りたくて、「赤い(進歩的な)坊さん」に一番弟子と言われて喜んでいましたが、その坊さんが亡くなると奥さんと檀家の夫を亡くした女性とが大変な修羅場になって、その坊さんの言っていたことが信じられなくなりました。
ちなみに儀右衛門の守り本尊は大日如来さんです。
投稿: 儀右衛門 | 2008年6月29日 (日) 22時14分
いつも興味深く拝見し、若かりし頃通った仏像巡りもレイライさまのブログで蘇りますが何分にも浅学で・・。この度の三蔵法師のお話も関心がありうれしくなりました。数年前慈恩寺に訪れましが日本に分骨が届いたとき増上寺に安置でも戦争中で危険と蕨市の三学院にそれでも都心に近く再び戦火を逃れ岩槻に・と知り、思いを馳せましたが、三蔵法師の特別講座をお聞き出来て本当によかったですね!また楽しみにしています
投稿: 半夏生 | 2008年6月30日 (月) 11時08分
怪鳥様・半夏生様。恥ずかしいことながら、三蔵法師の名は聞いていましても面白おかしく旅をする僧侶ぐらいに思っていました。私は無神論者ですが、京都や奈良を歩くのが好きでいつの間にか、ほんの少し仏閣や仏像に興味が出ただけです。
こんな私でも、自然に手お合わせたくなるのも不思議です。
怪鳥様、私の守り神も確か大日如来です。
半夏生様、山形の立石寺(慈恩寺)の僧侶にも岩槻の慈恩寺の話を聞きました。是非行ってまいります。
投稿: | 2008年6月30日 (月) 16時09分